マフラーを他車(アルファロメオ145)から流用 その2

ヤフオクでのアルファ145のマフラー探しが毎日の日課となって早三週間、
やっと希望通りの物を落札することが出来、商品も無事届きましたので、
この週末はマフラー取り付け作業を行いました。

左が今回入手したマフラーです。
このマフラーと元々付いていたティーポマフラー(右側)の触媒部分
をニコイチにしてスペシャルマフラーを製作します。


145のタイコの大きさはティーポのものよりかなり太くなっています。
そのせいでサスのスプリングとの干渉を防ぐために凹みが設けてあります。


旧マフラーはこんな事になってます。
 

メンテナンス終了後のニコイチマフラーの全景です。
切断したパイプ同士の固定方法をマフラー探している間ずっと考えていました。
溶接がいいと思いますが、すぐに取り付けしたい性分なので、
パイプの表面に耐熱シートを巻いて、その上からアルミの板を巻き
Uボルトにて固定する方法で行くことにしました。


このテールパイプからはいったいどんな排気音を奏でてくれるのでしょうか?
今からとても楽しみです。


マフラーを二分割としたことで、結果的に車体への取り付けも格段にしやすくなりました。
急いで吊り下げ作業に進みます。
タイコに付いているゴム固定フックの形状が違う為それらを吊る金具は加工が必要でした。


こちらはゴムに刺さる吊り具が平型だったものから丸棒に変更になって
いたのでゴムの穴にズレ止め用のゴムを詰めて固定。


三箇所目のパイプ吊りフックはS字フックを利用して吊りました。


触媒エキマニ側のフランジを元通り固定します。


二分割したパイプは最初の予定通り耐熱シートとアルミ板をUボルトで固定します。
予想以上にがっちり固定できたので、問題なさそうです。


暫定的にパンパーのエンドパイプ逃がし用の穴を拡大します。
途中雨が降り出し先を急いだため、塗装がはがれまくりです。
ダイソーのマリンブルーが車庫に転がってたのでごまかしで塗っときます。
後日綺麗に修正予定です。


リヤからの眺めです。「ん〜、いいかも♪」


この角度から見るとパイプエンドとバンパー切欠きとのズレが気になります。要対策。


懸念事項であった音と出力特性を試すためにドキドキしながらエンジンを掛けます。
アイドリング状態は以前とは比べようもなく静かです。
交換前なんか「バババババ!!」でしたから。
健康だった頃の音を思い出してみても、それより静かではないでしょうか。
「ルルルル」と心地よい音を発しております。
暖気運転は早々に切り上げ、さっそく試乗に出かけます。
吹けあがりも良く、トルクが細くなるといった感じもありません。
走行中の音もとても静か。アルファロメオ145のマフラーに交換してのデメリットは何一つありません。
正直、相性等の問題で消音効果、出力を発揮出来ないかもという不安もあったのですが、これなら一安心です。
交換後は、余計にエアコンベルトの鳴きが耳につくようになりました。次はベルト交換に挑戦します。
(この時点ですでにティーポに乗り続ける気満々です♪ ボルボが遠退いてゆく〜)

仮付けのまま一週間ティーポに乗って様子見しました。
最後に見た目を良くするための修正と、問題箇所の対策を行います。

真っ先にしたのが、とりあえず拡げていたバンパーの穴の修正です。
前回のままではバランスがよろしくなかったので、左側に少し拡げました。
次にコーナー面取り部分を画像のように再利用して取り付けします。


半田ごてで溶かしながら取り付けします。


穴を拡大した時に余った樹脂も再利用して残りの面取り部分を成形していきます。


いかにも穴を拡げました。という感じが無くなりました。


実は色は相変わらずダイソーのマリンブルーです。下なのであまり目立ちません。


マフラー位置調整比較写真です。左が先週の仮付け時、右が調整後のもの。


カー用品店でこんな素晴らしい商品を発見してしまいました。
ちゃんと塗るときはこれを使いたいと思います。
これだと調合してもらった塗料でも吹くことが出来ます。
 
Uボルト1個追加とボロ隠しでアンダーカバー取り付けしました。
S字フックを強度の有る物に変更。


アルファロメオ145には燃料タンク横にマフラーからの熱を遮断するためのものと
思われるカバーが取り付けられています。
タイコのサイズがでかくなったので同様な物を取り付けて、完成です。