全塗装も終わり颯爽と走行距離を重ねていたうちのTipoですが、
タバコを吸い終わり窓を閉めた次の瞬間「バキ!」という音と共に
閉めたはずの窓がスルスルと下に下がっていきました。
実は二回目です。今回は慌てることもなくしばらくはテープを貼って過ごしておりました。(田舎なんで…)
この状態に慣れるのも問題ありなんで、直すことにしました。

まずはドア内張りのばらしです。




過去にも一度(購入二年目ぐらい)窓脱落してるので
ビニールに補修跡があります。



今回の脱落原因は窓を昇降させるスプリングウォーム(以下ワイヤー)の破損です。
昇降ユニットはこんな状態です。



バネ状のワイヤーがウォームギヤの役目をします。
白いプラスチックのブラケットの裏にあるピンが窓ガラスの下端にくっつき昇降するわけです。
(その内このピンが折れそうです)
よって、本来この二つのパーツは一つでなければいけないのです。


こんな感じで補修を試みます。
ステンワイヤを使ってブラケットとワイヤーを固定するんですが、
スプリングウォームはU字型のガイドに導かれて
モーター駆動により、ブラケットが昇降動作します。
ですので、補修箇所もスプリングウォームの外径以内に抑えとかないと、
ガイド内をスムーズに通過することができません。



ステンワイヤーを半田付けしました。とても頑丈です。
青線(ガイド)内を合体に成功したブラケット+ワイヤーがスムーズに通過します

これなら大丈夫。




動作に異常ありません。再度組み直して完成!